自律神経失調症トップ自律神経失調症の意味とは自律神経失調症の原因とは自律神経失調症の主な症状自律神経失調症の治し方


自律神経失調症の治し方

自律神経失調症強いて言えばあらゆる不調を治すにはどうすればいいのでしょうか。

病気の根本原因はストレスにあるのです。そう考えると

「働きすぎて無理を重ねる」
「心配事があって心が休まらない」
「体調が悪いのに薬でしのいできた」

これらのことを解決していくことが大事でしょう。

「ストレスで病気が悪化する」「ストレスは体に悪い」ということはなんとなく知っているでしょうが、それでは「ストレスから脱却しないと病気は治せない」ということにハッキリと気付けません。
ストレスがどのようなしくみで体にダメージを与えるのか、免疫力を低下させるのかを具体的に知っていると、どのように病気を良くしていけばいいのかも分かってくるでしょう。

ストレスはこのように病気に関わる


まずは交感神経優位を鎮める

交感神経の活動時間帯(日中)というものがあります。そして、ある程度の時間が過ぎて夜になると今度は副交感神経が優位になるように体がプログラムされています。しかし、夜遅くまでの作業・夜になっても心配事があって気持ちが休まらない・薬を長期使用しているなどの原因で夜も交感神経優位の状態が続くと、交感神経優位が固定されてしまいます。
すると今度は休もうと思っていても体が休めない状態になるのです。

「交感神経優位の状態」がダイレクトに表れるのが「全身の呼吸状態」です。自律神経失調症の疑いが強い方は呼吸による胸の動きだけがわずかに体に表れる程度です。

当院では「身体呼吸療法」により頭からふくらはぎまで呼吸の動きが出るようにします。すると入眠状態に似たようなリラックスした呼吸の動きを体が表現していくようになります。横隔膜運動が全身に伝わるくらいに体中が弛緩していてリラックスしているということです。また、よく起こるのがお腹がグーグーとなる腸の蠕動運動です。これは副交感神経支配の内臓が胃腸であるために起こる現象です。



このようにして「リラックスしていいんだ」と体に教えてあげること・体が気付くことが一番大事です。いくら副交感神経が高まる・リラックスするような行為をしても、それに体・脳が気付かない限りは本当のリラックス(=交感神経優位からの脱却)とは言えません。当院の整体は「副交感神経のスイッチを入れる」には手っ取り早いと言えるでしょう。


体にかかる構造的負担を「整体」で修正する

体に構造的な負担がかかっていたり、緊張しやすい状態であるというのは、常に脳がそれらに対抗するために命令を出していたり感覚を受け取っていたりするので、脳が疲弊してしまい、自律神経の働きも悪化してしまいます。
当院の整体はそのような構造的な負担や緊張状態を解除するために特化した整体であるため、自律神経の調子が良くなりやすいのです。


あわせてセルフケア/生活を見直すことが大事

副交感神経のスイッチを入れました...からだの歪みを取りました...

でもすぐに良くならないところがあります。

※変形/破壊された組織
※疲労物質の滞留
※交感神経優位の状態

の三つです。

変形/破壊された組織が元に戻るには数週間以上かかると言われています。神経痛の原因が何らかの組織破壊だとしたら、それを止めさせて回復するのには時間がかかります。
つまり交感神経や無理な動きによる組織破壊を出来るだけ抑えて、副交感神経を優位に保った状態を数週間以上維持しなければなりません。

疲労物質の滞留は血流が回復するにつれて、どんどん改善していきます。ですから、施術をした後はカイロを貼ったり、ぬるめのお風呂にゆっくり浸かったり、軽い運動をしてどんどん血流を良くしましょう。施術後、若干のタイムラグで痛みが良くなっていきます。

交感神経優位の状態は人によって回復の度合いがまちまちです。

長時間労働が続いている
精神的ストレスがずっとある
薬を年単位でずっと飲み続けている

上記に当てはまる方はこれらの改善も試みて下さい。合わせて整体を続けることでより改善させていくこともできますのでどうぞご相談ください。
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