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メニエール病とは?

メニエール病は、天井や自分自身がグルグル回るように感じる回転性のめまいです。 この症状の特徴は前触れもなく突然起こり耳鳴りや難聴を伴うことが多くあります。1度のめまいは10分から数時間続き、その頻度は毎日起こるという人から月に1度位という人まで様々です。

数秒~数十分程度のきわめて短いめまいが主である場合はメニエール病の可能性は低くなります。

症状が進むと治りにくくなり、強いめまいや難聴とともに足が地についていないような不安定感も出てきます。

頭痛、肩凝り、吐き気などの自律神経の症状も併発してくると生活に支障が出るようになります。

メニエール病の方は副交感神経の働きが著しく悪くなっているために通常のめまいとくらべて重い症状がでるようです。

メニエール病は難病指定ではありませんが、治療が難しい病気と言われています。
原因としては「ストレスによって三半規管がうまく働いていない」というものが挙げられますが、医学的にはまだはっきりとしたメカニズムが解明されていません。

注)メニエール病には厳密な診断基準がありますので、ここの情報のみで全てを判断せずに耳鼻科で診断をしていただいて下さい。

メニエール病の原因とは?

三半規管がうまく働いていないというのはどういう状態かというと「内リンパ水腫(内耳のリンパが増え、水ぶくれの状態)」です。その根底にはストレス・睡眠不足・疲労・気圧の変化・几帳面な性格などがあると考えられています。


メニエール病の方に多い特徴

ですが、メニエール病の方には共通したある特徴があるのです。
それは首や肩の筋肉の硬直です。

耳の中にある三半規管がうまく働かないからめまいが起こると考えられています。
その耳につながるのは首筋(胸鎖乳突筋)ですが、
実はメニエールの方は首・肩こりがある方がほとんどです。

また、食物の片噛みなどによって頭蓋骨の片側がこわばったりすることで生じる頭蓋骨のズレや足部からテンションが原因となるなど原因が複数にわたることもあります。


足部からのテンションとは?

メニエール病は裸足で歩く国など発展途上国に少なく、足裏が不安定になった先進国に多く見られることからも、足のアンバランスがメニエール病の原因かもしれません。


メニエール気質

「メニエール気質」という言葉があります。メニエール病の方の自覚している性格を厚生労働省が調査したものがあります。

「今までの調査で、体格では健康な人と比べて肥満者の割合が少ない、性格は几帳面・神経質と答える割合が高い、
精神的・肉体的疲労、ストレス、睡眠不足などの状態の人に起こり易い傾向があります。」
(難病情報センターホームページ(平成25年11月現在)から引用)

このような性格の人を俗に「メニエール気質」と呼びます。

完璧主義|何かに熱中しやすい|人目を気にする|嫌なことも我慢しがち

こういう方もメニエール気質に入るでしょう。

このような方のライフスタイルを想像すると、身体を休めることなく逆に起きている時間が長いということになります。長いということは、それだけ重力の負担を首で多く受けるために首の回りにある自律神経が誤作動し、内耳の働きに疲労を伴う支障が起き、これを回復させようとする一種の防御反応として「内リンパ水腫」が起こると考えられます。

メニエール病を起こす人は、この潜在的要因に、前かがみの姿勢やデスクワーク、片寄った仕事などで、更に頚椎に過剰な重力の負担が繰り返された人に多く見られます。


病院でのメニエール病の治療

めまい止め・利尿剤を中心に抗不安薬や循環改善薬・ビタミン剤などが処方されます。
しかしメニエール病にはストレス・睡眠不足・疲労が関与していると考えられており、薬による治療だけでは根本的な治療にはなりません。薬によって症状を抑えながら、薬以外の対策も行うことが良いでしょう。


その他の原因


1.体の冷え

体温が低いというのは、エアコンなどで体を冷やしてしまっているからで、生まれついての冷え性という人はいません。
汗をうまくかけていないという人の体は冷えている状態です。
めまいで困る方は比較的、この汗をうまくかけないという人が多い傾向があります。汗をかく働きはと三半規管の働きはともに頚椎6番に深く関わっています。冷えの解消とともにめまいもなくなったということも少なくありません。

身体が冷えていると、交感神経、副交感神経ともに働きが悪くなってしまいます。
体の働きそのものが悪いのですからほかにも様々な問題がでてきているはずです。


2.胃の不調

胃の調子は内耳に大きく影響をします。
耳鳴りやめまいに悩む人は、胃薬を飲んでいる事もすくなくありません。

胃の状態が悪いと自律神経の働きが著しく乱れてしまいます。


3.腕、指の使い方

腕の使い方に問題があると頚椎6番に負担がかかって、それが内耳に悪影響を与えることがあります。
その結果、耳鳴り、難聴、めまいがはじまるのです。どのような異常が起こるかは体質差だと考えています。比較的、細身で食の細いタイプはめまいが起こりやすいように感じています。

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