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ぎっくり腰とは?


通常の腰痛が慢性腰痛症だとしたら、ぎっくり腰は急性腰痛症です。急性ということで気をつけなければいけないことがあります。急性期は強い炎症を起こしているため、患部を刺激するようなマッサージを行うとさらに炎症が強くなり回復が遅れることがあります。楽な姿勢で安静にすることが大切です。


ぎっくり腰の回復の仕方

通常1週間~2週間程度で自然に回復していきますが、時間経過によって改善が見られない、または下半身に痛みやしびれと言った症状が出た場合は椎間板ヘルニアなどが隠れていることがありますので要注意です。


身体の中で何が起こっているのか?

ぎっくり腰になった時に身体の中では何が起こっているのかは、実ははっきりとしたことは医学的には分かっていません。椎間板ヘルニアや圧迫骨折などの病気による痛みをただのぎっくり腰と思って放置し悪化してしまうこともありますので、まずは整形外科で診てもらうことをお勧めいたします。


コクリでのぎっくり腰の整体

コクリの整体はぎっくり腰になったその日でも施術をすると痛みが軽減して回復がより早まります。(当院はマッサージは一切行っておりません)


ぎっくり腰になったら


イギリスの医学誌に掲載された研究では、ぎっくり腰になった患者を
①「ベッドでの安静」
②「治療家による施術を受ける」
③「できる限り通常の日常生活を過ごす」
という3グループに分けて経過を追ったものがあります。

③のグループが最も回復が早く、①のグループが最も回復が遅かったという結果となりました。

動けないほどの激痛である場合を除き、できる限り通常の日常生活を過ごすほうが良いようです。


アイシングはしたほうがいいのですか?


現にアイシングすると、痛みは半分以下になります。 アイシングの効果(メリット)とは 感覚の麻痺 です。 アイシングをすると痛みは軽減します。しかし、腰痛そのものが本当に改善するのに多少時間が必要になってしまう場合や慢性腰痛症に移行するケースが多いのです。 そもそも炎症は悪者ではありません。身体が自己修復しようとする機能(プロスタグランジン)が働いているのです。この自己修復のときにブラジキニンとの関わりで「痛み」が生じます。 アイシングをすることでこの炎症を一時的に止めてしまうので痛みが減るだけなのです。 痛みが取れてしまうために今でもアイシングは良い!というのが常識になっています。


ぎっくり腰は実は温めると早く良くなる

一般的に「ぎっくり腰には安静とアイシング」というのが常識となっています。 整形外科や整骨院に行っても大抵は安静とアイシングと言われます。 スポーツの現場でもなんの疑いもなく練習や試合後にはアイシングが行われています。 しかし、アイシングで早く治っているわけではありません。 アイシングは炎症を一時的に止めているだけ、と考えると逆に温めて炎症を促進させてしまった方がぎっくり腰は早く楽になることがわかりますよね。 ただ、治癒反応を促進させるので、多少は痛みが増します。


ただしこのような場合にのみ冷やしてください

患部と患部以外の場所とを比べて患部に熱感がある場合は冷やします。 特に痛み始めている時は、身体が一気に修復しようとするために血流が急上昇します。すると患部が熱くなってどんどん赤く腫れていくことがあります。 その場合は氷嚢や保冷剤で15〜25分ぐらい冷やしてみてください。


ぎっくり腰になったらカイロを貼ってみてください

やり方としては患部に使い捨てカイロを貼るだけです。直接では低温やけどを起こすことがありますので下着の上から貼りましょう。 カイロで温めながらできる範囲でいつもどおりの生活を送ってください。 寝たきりになっていると痛みの物質が体内で循環せず治りが遅くなりますので 痛みの出る動作を避けながら生活してみてください。


ぎっくり腰になりやすい姿勢


ぎっくり腰になりやすい姿勢があります。 それは胸を張り、お尻が突き出ている姿勢です。その姿勢でいると背中に強い張りを感じるはずです。 この張りが腰部の筋肉を疲労させてしまい、いつぎっくり腰になってもおかしくない状態になるのです。


長時間同じ姿勢でいませんか?

例えば本屋さんで長時間立ち読みした後や、長時間同じ作業を行った後に腰が痛くなっていたりしませんか? この時、背中は棒のようになって疲労が溜まっているために、急な動きをするとぎっくり腰を引き起こしてしまいます。


日本人は背骨を小刻みに動かすことが苦手

背骨を一つの柱だと思っている方が多いようですが、実際は椎骨という小さな骨が連なってできており、本来ならば波を打つように複雑に動くのです。 しかし、背骨が固まってしまい、力が逃げにくくなってしまうと特定の部位にばかり負担がかかるようになり疲労も蓄積しやすくなってしまいます。背骨が動きやすくなるにはどうすればよいのでしょうか?実は「背骨の動きは足から生まれる」のです。


腰痛・ぎっくり腰はマッサージで改善しますか?


腰痛の方はマッサージが好きな方も多いとおもいますが、マッサージは痛みを「軽減する」ものです。マッサージによって血液循環がよくなって痛みが軽減されても、からだの癖(クセ)が直らない限りはまた腰の痛みが再発します。またぎっくり腰の場合はマッサージはもちろんNGです。なぜなら急性期は炎症が強く出ています。そこで血行を促進すると余計に炎症を促進してしまい、治りにくくなってしまうからです。自分でできることで一番良いのは安静にすること、冷たい湿布を貼って熱を取ることです。


湿布やコルセットで治りますか?


湿布は炎症を抑える作用がありますので、一時的に痛みは和らぎます。
ステロイド以外の湿布・飲み薬・注射などの抗炎症薬はNSAIDs(エヌセイド)と呼ばれますが、胃腸障害・腎機能障害などの副作用があります。
概ねNSAIDsを処方された患者の10~20%に消化器症状が現れ、アメリカでは年間に10万人以上が入院し、1万6500人が死亡している。また、薬剤が原因の救急患者の43%をNSAIDsが占めている。このような事態の多くは本当は避けられたとする研究結果もある。ある研究によると、NSAIDsを処方された患者の42%は、実際は不必要な処方であった。 wikipediaより
コルセットは動きを制限するだけですので一時的な回復には向きますが、根治したいのであれば腰痛の原因であるからだの使い方を改善させなければいけません。


ぎっくり腰体質になっていませんか?


当てはまることが多数あれば、これらの改善も大切となってきます。
血行があまり良くなく冷え性である
体が硬い
軟らかいマットや枕を使用している
事務系の仕事で、デスクワークが多い
外食が多い
通勤は自動車で、歩く習慣が少ない
タバコを吸う
深酒をよくする
運動の習慣があまりない。
ヒールなどかかとの高いくつを履いている
猫背であったり、前傾姿勢なことが多い
足を組む習慣がある
眠るときは横向きで寝る


整体施術でぎっくり腰は良くなりますか?


はい、もちろん良くなります。ぎっくり腰は今までの疲労の蓄積が原因です。バランスを整えることで痛みがかなり無くなることもありますが、炎症が一瞬で良くなることはありません。ですから、初回の施術後3日以内にもう一度来院していただき、もう一度バランスを整えます。ぎっくり腰になる方の大多数は疲労が蓄積しやすい身体の使い方をしていることが多く、慢性腰痛を抱えている方がほとんどです。なので慢性腰痛をそのままにしておくとぎっくり腰が再発します。
ぎっくり腰から回復した後は、疲労が溜まりやすい身体の使い方を改善しましょう。
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